東日本大震災の影響による福島原発の放射能漏れで
世界の
原子量発電所が見直されています。
先日、九州電力管内の玄海原子力発電所2,3号機の定期点検が終わり、
運転を再開しようとしたところ、住民の反対にあい、
運転出来ないとのニュースが流れました。
更に、九州電力では、川内原子力発電所の定期点検が間近で、
九州電力の全供給量の40%を原子力(6機)でまかなっている為、3機の停止状態が続くと、
今夏の需要期には九州でも
計画停電を実施しなければならないそうです。
さて、四国では大丈夫なのでしょうか?
四国管内の電力は余っていると聞いた事があります。
四国電力の資料によると、
21年度供給実績が、342.24億kw/年
21年度需要実績が、274.96億kw/年
67.28億kw/年 ← あまってる
????送電ロスや瞬間最大使用量などがあるため、あまっているという表現があっているかどうか解りません。
四国の電力供給源は、
原子力発電 141.02億kw/年
火力発電 173.04億kw/年
水力発電 26.61億kw/年
その他 1.57億kw/年
供給実績の342.24億kw/年のうち、141.02億kw/年(41.2%)は、
伊方原子力発電所の1,2,3号機の発電による電力です。
1号機~3号機の内容は、
1号機 約40億kw/年 運転開始 1977.09.30 34年経過 最終点検完了日 2010.07.12
2号機 約40億kw/年 運転開始 1982.03.19 29年経過 最終点検完了日 2010.11.14
3号機 約60億kw/年 運転開始 1994.12.15 17年経過 最終点検完了日 2010.03.04
九州電力に例えると・・・
3号機は、もうそろそろ定期点検? 前回は前々回の定期点検から14ヶ月目に点検していると
いう事は、まさしく、5月頃に点検の為、休止してしまう。1機だけが休止状態であれば、
電力供給には問題ないかもしれないけど、九州電力に続き、住民の反対などがあった場合、
3号機が休止、続いて、1号機が休止・・・再開のめど立たず! なんて事になったら、
四国も計画停電になりかねないかもしれない。
※これはあくまでも個人的(素人)な見解です。
しかし、計画停電になった場合、オール電化住宅に住んでいる人って、何も出来ない?? 時間があったら考えてみて下さい。
長期に渡り、
● 電気が止まったら?
● ガスが止まったら?
● 水道が止まったら?
あなたはどうしますか?
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